ラッセルクロウ版プリズンブレイク 「スリーデイズ」

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 二年制大学の教授のジョン(ラッセルクロウ)は優しい妻と幼い息子に囲まれ何不自由ない幸せな生活を送っていた。
 だが、ある日、妻のララが身に覚えのない殺人事件の容疑者として逮捕される。

 無実を主張するもあらゆる証拠が不利に働き、ララに有罪判決が下る。
 上告も不可能で、20年以上も刑務所に収監されることを知ったララは絶望し、自殺未遂を起こしてしまう。

 理不尽な現実に直面したジョンは最後の賭けに出る。
 妻を脱獄させるための計画を建て始めたのだ。

 「英国王のスピーチ」のDVDを観たときに本作の予告編が入っていたのですが、それをみたときは”プリズンブレイクのパクリ?”と思ってしまいました(笑)。
 でも映画館のポイントがたまって一回タダで映画が観れるし、なんとなく面白そうだから、みたいな理由で公開初日に観てきました。

 いやあ、素晴らしかったです(笑)。
 ”プリズンブレイクのパクリ”なんて言いましたが、全然違います。
 脱獄モノではこちらのほうが上かもしれません。

 主人公がスーパーマンでもIQ200の天才ではなく、あくまで普通の人なので脱獄計画も失敗続きなのがまたリアルです。
 グラディエーターの時のマッチョボディの面影なく、中年太りなラッセルクロウが自宅の壁一面に写真を貼って計画を立て、海外逃亡用のIDを求めて治安の悪い地域を彷徨う姿は涙を誘います(笑)。
 アメリカの大学の教授だから相当な高学歴だとは思いますが、本作のラッセルクロウはグラディエーターでもロビンフッドでもないので腕力はなく(ついでにお金もない・・)、武器は”やる気”だけなのです(笑)。

 僕は知らなかったのですが、9・11以降、アメリカの主要都市はたったの15分で中心部を封鎖することができるそうです。
 しかも本作の舞台のピッツバーグは封鎖できる橋やトンネルが多い”難所”です。
 刑務所から脱獄できても15分以内に中心部から脱出できなければあっという間に捕まります。

 そんなゲーム的な要素もあって2時間以上ある上映時間も観客を飽きさせることなく、全編スリルある作品に仕上げたのはさすがです。

 剣術シラットオヤジのリーアムニーソンも出てます。
 友情出演的にほんのちょっと登場するだけですが・・・^^;。

 

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