余命一ヶ月のおっさん 「ブレイキングバッド」

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 かつては天才化学者と呼ばれていたウォルターは世渡り下手な性格のせいで今はしがない高校教師。
 家計を支えるために洗車場のバイトもこなしながら細々と暮らしていた。

 だが、そんなウォルターはある日、医者に末期のガンと診断される。

 自分の命が残り少ないことにショックを受け、なんとかして愛する妻と障害を抱えた息子のために遺産を残したいと考えるウォルター。
 
 そう考えていた矢先、元教え子で今はドラッグディーラーのジェシーと再会する。
 そして自身の化学の知識を活かして高純度の覚醒剤を生成しては売りさばく麻薬ビジネスに手を染めていく・・。

 「タイヨウのうた」に次いで病気で残り少ない命を生きる人物を主人公にしたテレビドラマです。
 だけどタイヨウのうたと違ってお涙頂戴路線ではなく、かなりえげつないブラックユーモアに満ちています。
 「余命一ヶ月のおっさん」みたいな・・・。
 余命一ヶ月ではないですが(笑)。

 それにしても家族に遺産を残すために麻薬を作って売ろうと考えるところがぶっ飛んでいます。義弟がDEA(麻薬取締局)の捜査官なのに・・。
 そんなぶっ飛んだストーリーもあってかアメリカでは高視聴率を記録し、シーズン4まで放送されています。 

 さえないオヤジだけど実は天才化学者のウォルター。
 ウォルターと共に麻薬を売りさばく気の小さいチンピラのジェシー・ピンクマン(女の子みたいな名前です・・)。
 麻薬取取締局の捜査官でウォルターの義弟ハンク。
 ハンクの奥さんで万引き癖のあるマリー。
 一癖も二癖もあるけれどどこにでもいそうなキャラクター達がストーリーを盛り上げています。

 
 ブラックユーモアに満ち、数々の賞を受賞した作品なのですが、実は僕、これのシーズン2の途中で投げ出してしまいました・・。
 主人公があまり好きになれなかったというか・・ガンに侵されたせいで精神まで病んでしまった、ということなのかもしれませんが。ただの嫌なオヤジに見えてしまいます。

 ちなみに「武術と関係ない映画特集」コーナーに入れてますが、化学の知識を使って敵を撃退する武術的なシーンも少し出てきます。
 僕は挫折しましたが、シーズン1だけなら観る価値ありです。

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