ハリウッド式実戦カンフーアクション 「二キータ」(マギーQ版)

nikita

 暗殺組織「ディヴィジョン」の凄腕エージェントだったニキータは組織に恋人を殺され、失意の中、行方をくらましてしまう。  

 それから3年後、ニキータは再び姿を現し、復讐のためにディヴィジョンの”仕事”を次々と妨害し始める。   
 同じ時期に強盗に失敗し、刑務所に収監された美少女アレックスがディヴィジョンにリクルートされる。  

 しかし、アレックスはニキータが送り込んだスパイだった。

 リュックベッソンの出世作「ニキータ」をテレビ向けに制作したリメイク版です。 
 
 死刑判決を受けた少女ニキータが死刑を免れる代わりに謎の組織によって暗殺者として訓練され、数々の任務を遂行するも、最終的には恋人と共に組織を抜けて逃亡する・・。 
 今までだとそれでめでたしめでたし(?)だったのですが、本作では今まで描かれなかったニキータのその後が描かれています。

 映画版のニキータは精神的に不安定な少女といった感じでしたが、本作ではクールで冷静な大人の女性として成長しています。  
 それでもかつてのキレやすい性格はニキータの弟子アレックスにしっかり受け継がれています。  

 正直、僕はニキータよりもアレックスのほうが好きです(笑)。

 一話完結なので忙しい人にも見やすく、謎を引っ張り続けることもなく、すぐに明かされていくのでイライラせずに済みます(笑)。  
 しかもジャッキーチェンの弟子のマギーQが主人公ニキータを演じているのでアクションシーンは見事です。

 ハリウッド式のストリートファイトっぽい荒々しいカンフーはなんだかとても実用的そうで大変勉強になります(^^。 
 この技にこんな使い方があったの?みたいな発見がたくさんありました。 
 アクションシーンだけを再生できるDVDが発売されたら買います(トニージャーのマッハにはそんな機能がついてましたね)。

 ちなみに序盤にショルダーロックから相手を障害物(このシーンでは洗面台)にぶつけるシーンがありましたが、これはシラットでも常套手段です(笑)。

 アクションシーンは素晴らしく、ストーリーの完成度も高いニキータですが、ただ一つ残念なのが主人公ニキータの存在感がいまひとつなことです。
 
 暗殺組織のボス、パーシー。 
 顔は怖いけど優しい訓練教官のマイケル。 
 訓練施設のカウンセラーで実は拷問士のアマンダ。 
 コンピューターオタクのバーコフ。 そしてニキータの弟子、アレックス。  

 他の主要人物のキャラが立っていてどうしてもニキータがかすんで見えてしまいます。 
 それに主人公のはずのニキータよりも弟子のアレックスのほうにより焦点が当てられているような気がしないでもありません。  

 アレックスはキレやすく、精神的に不安定でまだまだ未熟者かもしれないけど、美人だし腕っぷしも強いしでどうしてもこちらのほうが魅力的に見えてしまいますけどね(^^;。

 そういえばニキータの過去に関してはほとんど明かされず、結局ニキータって何者だったの?みたいな・・。

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